つなぎでスルコ。

タイトル、そのまんまです。含意もなにもなし。
仕事が少し変わり、ここ暫く無休ではたらく日々が続いていて、小一時間まとまってモノを書くいとまがありません。
時間のあるときに書きためていたブログねたもいよいよ弾切れ。
でも、ここで書かなくなると一気にペースダウンしそうなので、つなぎでスルコレブチアの花写真を並べておきます。
日本では集めている人も多くなさそうですが、ヨーロッパでは多分いちばん人気のカクタスのひとつでしょう。
満開の姿に接すれば、それも頷けるはず。

まずはスルコのなかでは一番知られているラウスキー(Sulcorebutia rauschii)。


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               Sulcorebutia rauschii (no localitya data)


ラウスキーは何本かあるのですが、この株は十年以上むかし国内の業者さんから買ったモノだと思います。
それゆえ、名札には種名だけでフィールドナンバーや産地データが書かれていない。
ふつうこの種類は、メタリックに輝く赤紫色の肌を楽しむものなのですが、このクローンは肌に殆ど赤みがありません。
艶もなく生気もなく、干したキノコとか、死んだトカゲとか、そんな感じです。そこが気に入ってる。
こんなふうに、鮮やかな紫ピンクの花が満開に咲くと、肌合いの異彩がいっそう際立つようです。


IMG_9534S.jpg


つぎも短刺系。こちらも古くからの有名種といっていいアレナケア(S.arenacea R460 Cochabamba,Bol.)。
単頭で大ぶりのトマトくらいのサイズに育つので、異色といって良い種ですが、
栽培容易なものばかりのスルコのなかでは存外育てにくい部類。
例の南米病(ホウ素欠乏などによる成長点障害)を起こしやすく、弱酸性の土に植えてやるなど、
気配りが必要な気がします。花つきも、それほど良くないので、大柄な球体に比べてやや花が寂しい感じかな。
この株も、もう10年以上育てています。


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               Sulcorebutia arenacea R460 Cochabamba,Bol


つづいては、バイカラーのスルコ。


IMG_9524S.jpg
                Sulcorebutia tarabucoensis HS125 Cordillera Mandinga,Chuquisaca 2700m,Bolivia


綺麗な花でしょう?
これは「HS125」というフィールドナンバーだけで購入したのですが、Cactus&Succulent Field Number Query で調べたらタラブコエンシス(S.tarabucoensis HS125 Cordillera Mandinga,Chuquisaca 2700m,Bolivia)
という名前がヒット。花弁の内側はオレンジ、外側は真っ赤に染まる炎のような目立つ花です。
この種のすべてではないようですが、特定のコロニーのものは、こんな二色花を咲かせるらしい。
花はこんなに激しいのに、球体は刺も細く少なく、稜も丸みを帯びて、なんとも柔和な表情です。


IMG_9531S.jpg

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以上の写真は、みんな4、5月の晴れ間に撮ったもの。雨降りではこうはいきません。
ここ10日あまり、梅雨なのでどうせ水もやれないやってことで、栽培場を見にいくことさえしてません。植物には陳謝。
膨らんでいた蕾とか、蒔きっぱなしの実生鉢とか、その後どうなってるんだろう、カビとか陽灼けとかだいじょぶだろか・・・
などなど気にしつつも夜遅く家にたどり着いたらそのまま倒れ込むように眠り、朝は新聞配達と同時に起きて出かける日々。


あしたは久しぶりに休めそうだけど、栽培場を覗くのがちょっとコワイ・・・。


テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル : 趣味・実用

コメント

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色とりどりのミニサボテンの花とても可愛いです!
お仕事忙しくて何よりですが、サボちゃんの手入れが
できないのも・・・気をもみますね。

次回も!美しいサボテンの姿と深いサボテンのお話
楽しみにしていま~す。

バイカラーのお花が可愛くてきれいです
珍しい色合いですね

Sulcorebutia rauschii、巷でパープルラウシーとかメタリックラウシーとか言われているものより確かに枯れた風合いがあっていいですね。南米病、ピートモスを少し加えれば対策になるんでしょうか。マツカナがどうもそれっぽいんですが。
お仕事大変なんですね。実生してるとちょっと心配ですよね。

スルコ良いですね。家のラウシーより地味な肌良いですね。僕もスルコ好きでで今年は種まきしまたが、今年は仕事が忙しくほとんど放置によりどれもイマイチな感じで発芽したものも駄目かも・・・感じです。バイカラー花も良いけど、刺にも惹かれます。

>takoyashikiさん
小さい、育てやすい、よく咲いてキレイ、と良いところづくしのサボテンなんですが、もうひとつ値段が安いというのがネックになって、日本ではでは人気がいまいちです。私の場合リーズナブルなのは大歓迎^^。そういえば、きのう久々に温室を覗いたら、先のバカ暑い日にやられたのかペディオが数本焼けてました(涙)。

>zilzianaさん
バイカラーとかトライカラーとか、多色花のサボテンはあるようであまりないのです。北米ではエキノケレウス(蝦サボ)と、南米ではスルコやロビの一部。あとオプンチア類くらいでしょうか。花もの改良種でも、あんまり見かけません。このスルコなんか、多色花サボ作出の良い親株になるかも知れませんね。

>roka79さん
パープルラウスキーも好きですが、この枯れた味わいをわかって戴けて嬉しいです^^。南米病、ピートモスなどでpHをやや酸性に振ってあげるのは良いと思います。あとは、液肥などを適宜与えてあげることも効果的です。そうそう、数週間前に蒔いた南米オプンチア実生箱、多少の発芽の痕跡はみられたものの、腰水がたたり生存ゼロ、でした。未発芽の種を回収し再チャレンジの予定(涙)。

>guritogureさん
ラウスキーは実生するといろんな肌色が出るみたいですよ。紫肌でもいろいろあって、短い金刺があるタイプなんかはまた別の魅力があります。スルコやレブチアの実生は、わりと小さいうちから花が咲いてくれるので、蒔いて育てるにはなかなか楽しい仲間ですね。スルコは花だけでなく、肌の感じや刺にもバラエティがあって、集め甲斐があります。


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