忙中花あり。

相変わらず、忙しくて、ひどいときにはきょうが何曜日だったのか、どんな天気だったのかも、
よくわからないまま一日が終わったりします。その間知らないうちに、蕾が膨らんで、花が咲いてやがて萎れて、
ということも起こっているわけですが、なんとかタイミングのあった最近の花をいくつか。


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               Sclerocactus parviflorus ssp.terrae-canyonae KY9707 Torrey,Utah


蕾のときにご紹介した、彩虹山・テラエキャニョナエです。
(Sclerocactus parviflorus ssp.terrae-canyonae KY9707 Torrey,Utah)
たくさんついた蕾のうち、最後のひとつだけ、間に合いました。この写真の咲いてる花のうしろに、咲き終わって
萎んだ花が隠れてる。思っていたより淡い色合いですが、親株は、もっと黄緑っぽい色だった気がします。
でも良い花だね。

ついでにふつうのパルビも咲いていたので、


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               Sclerocactus parviflorus RP13 San Juan County,NewMexico


典型的な彩虹山(Sclerocactus parviflorus RP13 San Juan County,NewMexico)。
大柄に育つ丈夫なタイプのようで、これで実生から7-8年。径8cm、高さ15cmくらいあります。
ただ、煽って育てると丈が伸びて倒れてきたりする。実はこの株も下の方を竹串支柱で軽く支えています。
ふつうのカギ刺サボ、という感じで難物感は乏しいですが、花はなかなかゴージャスですね。

余談ですが、このRPというフィールドナンバーは、ニューメキシコ在住のたしか核関連に詳しいエンジニア、
Peters氏のもので、彼とはいぜん一緒に沙漠を回ったことがあります。
ちょうどこの花が咲いた頃、原発事故お見舞いのメールが数年ぶりに届いたりして、不思議な気がしました。

ついでなので、最後もスクレロで、


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               Sclerocactus pubispinus SB1467 White Pine County,Nevada


おそらくもっとも知られていないスクレロカクタス、プビスピナです。
(Sclerocactus pubispinus SB1467 White Pine County,Nevada)
小さくて、見過ごしそうなサボテンですが、小さくてもスクレロ、それなりに栽培は難しい。
この株は、大阪の大名人が実生された株で、数年前我が家にやってきました。以来、特別待遇で大事に育てて、
去年から花が咲くようになっています。透明感のある、とても美しい花です。


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               All Sclerocactus are seed grown plants by own root.
               

おまけでもう2枚。これは上のパルビ2種。
なんだか、咲いた花を並べるだけの工夫のない内容になってしまいました。
そうそう、エボリの花もさらに高く伸びて、私の身長くらいに到達しています。そろそろ咲き始めそうです。

実は、週末からしばらく家を空けることになるので、今週末は更新が出来ず、戴いたコメントへのお返事も
遅れしまうかと思いますが、なにとぞおゆるしを・・・。


それではまた。

テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル : 趣味・実用

コメント

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花の美しさだけでなく、どれも球体も刺も魅力的ですね。
それに自生地を遠く離れた日本の地で、こうして花を咲かせていると思うと、その健気さに心動かされます。

ところで、お留守の間の管理はどうしておられるのですか?
私も出張が多いので、これから夏に向けてどうしたものかと思案しております。

サボちゃん、いろんなコ見れば見るほど、見た分だけ
愛が深まりますね~(^^*)

とても基本的(?)な質問なのですが
難物くんとはどういうところが難物なんでしょうか?
スクレロカクタス・プビスピナに絞ってでいいので教えて下さい。

プビスピナの花の色は二種類あるのですか?
素敵ですね。どれも。

私はShabomaniac!さんとは違い知識も経験も全くないので、うちの頂き物の白紅山、お花が咲くまでちゃんと育てられるかとても不安です。

憧れのスクレロの花、どれも素晴らしいです!
忙しい時ほど、見たい花が咲いてたりすることよくあります。
こちらの事情考えて咲いてくれたらいいのですが・・・そんなこと無いですね^^;
私も早くスクレロの花を自分の温室で眺めたいです。
今年2年目のスクレロ少しありますが、他のサボと比べると成長悪くて、
やはり難物だな~と多少諦め気味でみてます^^;

Great Basin eagle-claw

Shabomaniac!さん、こんばんは。
花というのは見ているだけでどうして、心がなごむのでしょうか、
またそれが、本当に大切に育てられたものであればさらに
心に響きますね!
Great Basin Fishhook とも呼ばれている pubispinus の花
・・・・ほんとうに心に来るものがあります。
White Pine County にある Great Basin N.P. に行ったとき
Nevada でもっとも "Rare"な Cacti ですという紹介が
あったような記憶がありますが。  このあたりもまた荒涼で非常に
厳しい環境ですよね。

彩虹山良いですね。花もですが刺に惹かれます。僕も家でじっくり眺めたいです。難物実生は苦戦してましてなかなか発芽まで行き着けませんが、気長に頑張ります。

>アイハルさん
そうですねー、サボテンはやっぱり刺が命みたいなところあります。刺のないサボも、刺ありサボとの対比があって引き立つところもあるし^^。我が家では留守中はひたすら放置です。日焼けしないように温室引き戸開け放つ(たまに猫被害などもあり><)だけで、そもそも水やりは、2週に一度くらいなので、なんとかなってます。

>l-marshさん
難物サボは、環境適応能力が低く、細菌などへの抵抗性が弱いものが多いです。プビスピナの故郷は冬は氷点下20度近くなり成長期の今頃も朝は氷点下なので、低温乾燥には強いのですが、日本の高温多湿な環境が苦手で、水やり後に雨が続いたりすると根が腐ります。ちなみに雨は年2-3回くらいしか降らないところです。

>zilzianaさん
プビスピナは、ネヴァダ東部~ユタの中西部に分布し、東側では黒虹山(S.spinosior)に置き換わります。この境目のあたりには、どちらともつかない、桃花もコロニーや、両者の混じったコロニーもあるそうです。
白紅山は、うちでも機嫌の良い年にしか咲かず、なかなか難しいんですが、属のなかでいちばん大輪で鮮やかな紫ピンク。将来是非咲かせてみてください。

>yoyonさん
スクレロは大型サボではないのに、花が咲くまでけっこう時間がかかります。なにしろ成長が遅い(私の場合に限りかも知れませんが^^;)。難物サボも、種から育てて開花まで漕ぎ着ければ、世代交代可能、つまり種として栽培に成功したといえるのでは・・・と思って励んでいます。

>Yuccaさん
Great Basin、たしかに荒涼としたところですよね。アリゾナの沙漠みたいに、大きなサボテンがゴロゴロしているわけでもない、ブッシュが点々と散らばっているだけで。日本でサボテンというと、熱帯植物みたいに思われがちですが、このあたりは日本よりはるかに寒いところ。ほんとうは温室より、雨よけのみの環境の方が栽培に適しているかも知れません。

>guritogureさん
彩虹山は、白紅山に比べられると地味のような印象がありますが、産地によって実にいろいろな色、形の刺があり、とても変化があります。花色も白~黄~濃紫まであって、これも楽しい。
難物実生は、まず芽がなかなか出ないの第一の問題で、うちでも平均して3割くらいです。あとは発芽したものを大事に大事に、ときには、1本実生接ぎして・・・というのもアリですね^^。
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