Garland

あれから、3週間。しばらくぶりに、家で過ごした休日。
その日の空は綺麗に晴れわたって、見上げるのが眩しいくらいでした。
デッキのうえに放り出した草メセンの鉢が、ながい冬を越えてちょうど満開を迎えていました。
この花は、いっぱいの陽射しを浴びたときだけ、大きく開きます。



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ドロテアンサス(Dorotheanthus)、という属名をきいてピンとこないひとでも、
リビングストン・デイジー(Livingstone Daisy)と聞けば、得心するかも知れません。
いわゆる花ものメセンで、同じ仲間のマツバギク(Lampranthus)と比べても、いっそう艶やかな花。
多肉植物園芸というよりも、草花ガーデニングの対象というべきものです。
この株は、bellidiformis の園芸改良種で、メサガーデンの"mix Mabel's special"(M.1484.86)を
蒔いたもの。秋に、テラコッタ鉢にぱらぱら直蒔きしたものが、あんばい良く育ってくれて、
ちょうどいま、とりどりの色を散らした花輪のように咲いています。



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メセンとは言っても、一年草の草花なので、この花が終われば枯れてしまっておしまい。
平気で何十年と生き続けるサボテン類と向き合っている身からは、いくらか儚くも思えます。
じつは種を蒔いたのも気まぐれで、そのまま放置して忘れていたというのが正直なところ。
そんな扱いが申し訳なくなるくらい、見事に咲きました。



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それにしても、なんと甘い色ばかりを選んで咲くことか。
原色なのに、どぎつくはない。花叢に顔を近づけて、ずっと見ていると、いつのまにか非現実の世界に
誘われるようです。いろいろなことを、ひととき忘れ、夢中で写真を撮りました。



IMG_4859S.jpg



知らなかったのですが、和名は紅玻璃草。ぐはりそう、と読むのでしょうか。
玻璃とは、透き通った水晶や硝子の謂。陽射しをうけて、キラキラと輝くこの花には似つかわしい。
やがて太陽が西に傾くと、花はひとつまたひとつと閉じて、色とりどりの花冠はいつのまにか消えていました。





テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル : 趣味・実用

コメント

非公開コメント

リビングストンデージーで聞いたことがあります。
とても綺麗です!
一年草と言うのがもったいないですね。

むっひょ♪すっごー!
眩い~~~。
我が家あんまり色ものがないので(サボぐらいしかないので)
目の保養になりますー。

それにしても罪な色だわぁ~~~(^m^)

こんにちは。
リビングストンデージーはもう何年も前から春に苗が出始めると毎年のように苗を購入しています。
それは多肉やサボテンをひとつも持っていない頃からでした。
寒い冬がようやく終わりそうな時期、この花を見ると嬉しくなってしまいます。
葉もガラスの粉を叩いたようにきらきら光るところもお気に入りで買っていました。
今日も見ましたが、まだお店には出ていませんでした。もう直ぐだと思います。

>zilzianaさん
一年草なので、来年のぶんの種を確保せねば・・・と花粉くっつけましたが、ちゃんと結実してくれるかどうか・・・ことし蒔いた種は各色がバランスよく出てくれましたが、自家採種ではそのへんはどうでしょうか。

>l-marshさん
派手派手な色なんですが、キャンディーみたいな甘い雰囲気がしますね。でも、花盛りの期間は短くて、いまでは数輪しか咲いていません。花が少なくなると、草花っぽいたよりなさが目立ってきました。

>saeさん
花苗として店頭にも出ているんですね。私は草花はあまり育てたことがなかったのですが、一年のうちに発芽~開花~結実までのサイクルがめぐる植物も楽しいものですね。家族にもキレイと評判が良かったので、来年も育てようと思います^^。


こんばんは。リビングストンデージー懐かしいですねぇ。
昔は(それこそ10ウン年まえ)はタ○イ、サカ×の通販カタログに秋まき草花として載っていたものです。たしか花色ミックスと‘ルミネ’というレモンイエローの固定品種があったっけ...。いまどきの草花園芸はホムセンの花つき苗が主流で、絵袋のタネをまく人が激減、大手園芸業者のカタログからはタネの種類は少なくなる一方です。
売れるものしか扱わない、というのは企業として至極当然の成り行きですが、園芸入門のハードルが限りなく低くなるのと引き換えに、選択の幅が限りなく狭くなるようで複雑な心境です。なんとなく視野狭窄という点ではサボ園芸界と似たとこがありますね。
あ、タネは自家採種でもOKですよ。よく取れてよく生えます。

>noriaさん
リビングストンデージー、そのあとホムセンでひとはち80円!で売っているのを見つけました。でも種は1パケ20粒入りで80セントだったから、やや経済的かな?値段はともかく、種から育てるとその植物のことがよくわかるし、楽しさも倍増なんですけどね。ガーデニング・・・という親しみやすい言葉とともに、草花園芸も大量生産大量消費の時代に入ったということでしょうか。ほんとは園芸こそ、マニアックに多品種少量が楽しいと思うんですが^^。

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