お気楽!手抜き実生で満開の夢。

先週、今週と、家にかえるヒマもないような生活。なので、ちょいと前に書いておいたネタを自動投稿。
そんな昨今、久々にとれた半日休をロビやレブチアなど丈夫なサボテンのタネ蒔きに費やしました。
ですが、時間がないので、超手抜きの実生法です。
いつも難物サボテンあいてに、手をかけヒマをかけの種まきをしてますが、
こんな簡単な実生方法でも案外うまくいきます、というご紹介。

まず、使うのは、ホームセンターで売ってる「種まきの土」ってやつ。
細粒赤玉に腐葉土、ピートなどが混ぜてあって、pHは気持ち酸性よりに調整してあるようです。
肥料分もある程度入ってるらしい。いろいろなメーカーのものが売っていますが、とくに拘らず。


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これを、ガラもなにも入れずに角鉢やセルトレイにざらーっと流し込んで、熱湯消毒も割愛。
ピートが混じっているので、表土もこのままでOKです。

種も難物サボみたいに一粒一粒置いていく、なんてことはせずに、ざーっとバラ蒔き。
よって、生えてくるときに偏ったり、異様に密集したり、色々するんだろうけど、かまわず。
種を蒔き終わった鉢は、ホームセンターで買ってきた、半透明プラの衣装ケースにならべます。
熱湯消毒は面倒なのでしませんが、カビ、とくに白絹病は怖いので、殺菌剤のホーマイ水和剤を
規定量(1/1000)に薄めて、衣装ケース内に流し込み、薬液で腰水の状態にします。
薬液で腰水する方法は、青ゴケも生えにくくて良いんですが、多肉や、南米サボテンの一部には、
薬に弱い?ものもあるようで、発芽後しなしなと枯れることがあります。こんご要研究。


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あとは蓋をして、ハウス内にならべるだけ。衣装ケースは、密閉すると温度が上がるのが良いところ。
高温多湿の極みとなるので、発芽を強力に促します。ふつうに屋外に置いても、おそらくケース自体が
ハウスの役割を果たして温度があがるでしょう。
ただ、夏場は温度が上がり過ぎるので、要注意。私は50%の遮光シートを被せています。
今回は、ケースみっつ分、およそ150鉢蒔きましたが、所要時間3時間半くらいですべて終了。
蒔いたのは、ロビビア、エキノプシス、レブチア、ノトカクタス、ギムノ、といった発芽良好なものばかり。
これで、1週間のうちに発芽がはじまります。

で、3週間後・・・



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小さい鉢にマッチの頭より小さなサボテンが並んでます。
表土がピート混じりなので、比較的種の細かい南米サボテンも根がよく絡んで、安定するもよう。
カビ(とくに白絹病)が怖いので、2週たったところで先と同じ薬液を噴霧。
芽が出そろったので、腰水が少しずつ蒸発するように蓋を気持ちズラしておきます。
腰水がちょうどなくなったくらいのところで、また蓋をしておくと、伸びが良いです。

お手軽実生法の難点は、気楽に蒔きすぎて、鉢数が増えてしまうこと。
ことに、丈夫なサボテンが対象なので、落ちもなくスクスク育ってしまうのがコワい。
・・・毎度お馴染みの悩みですな。なのでレブチアなんかは、ギッシリになるまで植え替えず、
この鉢のまま咲かせてやろうと思います。3~5年後には、トレイいっぱい、花盛りだわ。


さてジミな写真ばっかりになったので、最後にお気に入りのスルコレブチアの花をご覧くださいな。
トレイのなかの実生苗たちも、3年後にはこんなふうに咲いてくれるはず・・・。


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スルコレブチア・ゲロセニリス(Rebutia=Sulcorebutia gerosenilis SE183 Zudanez,Chuquisaca,Bolivia)。
ボリビアの高原産(標高3000m前後)のスルコで、最近の記載種です。tarabucoensis などに近縁と思われ、
特徴は長い毛髪状の刺に包まれること。特異な姿で、欧州のスルコマニアの中では、いちばん人気のひとつ。
この株は実生3年生で、ことしはじめて咲きました。小さいので、またモシャモシャ度はいまいち。
ネットの写真などで見ると、濃いめのピンク花が大半ですが、この個体は赤に近い濃色の花で、咲いたとき、
温室のなかで目に飛び込んでくるものがありました。
スルコもレブチアも(最近どっちもレブチアに統合されましたが)ちいさくて草っぽくて日本的サボテン道
では評価の低い?仲間ですが、アンデスの山野草と思って育てると、どうしてどうして、味わい深いです。




コメント

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うわぁ~!(^0^)
こんな記事が欲しかったです(笑
これだったら私でもできそうです!!

翠冠玉とかもできるでしょうか?

実生やってみたいなぁと思って
いろいろなところ行っては(ネットです^^)働かない頭使って
お勉強中です。
肥料が入ってると発芽率が悪いっていうのも読んだの
ここで見るとそんなことなさそうですね(^^)
種類によるのでしょうか。

>l-marsh さん
サボテンの種まきは難しくないですよー。もうちょっとこじんまりやるなら、タッパー(料理いれるやつ)や透明カップなんか使ってもいいかと思います。土は本なんかに書いてあるほど厳密じゃなくてもいいと思います。ピートモスなどは根が絡んで苗は喜びますいが、カビやコケが生えやすい欠点もありますね。肥料分は多少あってもいいと思います。ロホホラも発芽はよいほうですし、丈夫なのでぜひトライしてみてください~。

ありがとうございました!

>ロホホラも発芽はよいほうですし、丈夫なので

 !!!(^m^)

よかった~!
やってみますね(^^)v
さっそく準備してみます♪

・・・まだ種ないですが(汗

パキポ・グラキリスの実生について

いつも拝見して、勉強しています!
グラキリスの実生発芽直後の管理についてご質問です。
5月末に東京の室内で50%遮光で発芽したのですがその後、しっかり大きくするためには遮光や外に出すタイミング等どうしたら良いでしょうか〜日々悩みます!

>かたくりこさん
実生1-2年までのパキポは、温室やハウス内の~30%程度遮光された環境の方が安心です。3年目からは、4月下旬~9月いっぱい屋外の直射日光下に置くと、塊茎がよく太ります。枝の詰まり具合など、ハウス内のものとは別物になります。

ありがとうございます!

なるほどですね!
小さい頃から外に出して雨風晒した方がよいのか迷っていたので中で育てて様子みます!ありがとうございます
なんだか発芽後からひょろっ子も居るのですが外で育てるとぷっくりするものなのでしょうか?
質問ばかりすみません!

>かたくりこさん

塊茎が膨らみだすのは3年目くらいからです。ただ、小さいときもあまり日照の乏しいところだと(直射の入らない窓辺とか)、モヤシになってしまい、のちのち元気に育たない恐れがあります。2年目以降なら外に出しても水を切らさなければ大丈夫でしょう。
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