牡丹の花に、目を近づけてみる。

        
アリオカルプスが咲き続けています。
新しいマクロレンズを買ったので(これまでのものが壊れたため)、
そのテストもかねて、手抜き更新ですが、花の写真をいくつか並べてみることに。




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                         Ariocarpus scapharostrus



竜角牡丹(Ariocarpus scapharostrus)。
うちにきて30年くらい経っているふるい輸入株です。葉っぱはすでに国内で生じたものに
入れ替わっていますが、径はこれ以上増えないようです。相当老化も進んでいると思われますが、
例年律儀に咲いてくれる。種もずいぶん採って、この株の子孫もすでに開花株に育っています。
てっぺんが盛り上がったように膨らむと見苦しいので、水は辛め、なるべく地面に埋まるような
育成を心がけています。




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                    Ariocarpus kotschuobeyanus ssp.mcdowellii 'albiflorus'



白花姫牡丹(Ariocarpus kotschuobeyanus ssp.mcdowellii 'albiflorus')。
メキシコ・タマウリパス州のTula周辺にのみ分布し、カピカピの粘土みたいな場所に生えてます。
有名な自生地ですが、町に近いため開発などで野生株の生存はかなり厳しい状態にあると聞きます。
これも古い輸入株で、成長点が馬蹄形に変形しています。綴化とも分頭とも違う、
妙な状態になっていますが、花はよく咲く。なので、同じときに購入したもう一株との間で
種をとって繁殖しています。自生地の写真など見ると、稀にピンク花も混じるようですが、
我が家の白×白からは、白花以外が出現したことはありません。




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                         Ariocarpus agavoides



アガベ牡丹(Ariocarpus agavoides)。
これだけは実生苗です。といっても、蒔いてから十数年経っていて、おそらく山木の限界サイズより
大きいかも知れません。花はこんなふうに毒々しいくらいの紫ピンクですが、植物体はなんとも地味。
栽培下の株は葉っぱが青々としていますが、野生株はおそらく埃まみれ。それでもって、石ころの隙間に
挟まるみたいに生えてたりしたら、人も動物も媒介昆虫も、まず見つけられないでしょう。
だから、開花のときだけはこんなに激しく自己主張するのでしょうね。


牡丹の花が終わると、あとはマミやツルビニが冬のあいだポツポツと咲くだけで、サボテンハウスは
しずかな季節になります。ことしは強烈な寒波とか、こないといいなぁ。






コメント

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はじめまして、いつも楽しく見させて頂いてます
姫牡丹の自生地の様子には驚かされますよね
あんな乾いた泥の中に埋もれている中でもちゃんと育つのですからねえ

この記事と全く関係ないので申し訳ないのですが、少し前の記事に乗っていたオプンチアのフラギリスが欲しくて探しているのですが見つからなくて、何処で入手したのか教えていただけませんか?
実生ガイドに乗ってた海外サイトのリストは見てみたんですけど、載ってなくてどうしたものかと・・・
英語も全くと言っていいほどわからないので、途方に暮れています

Shabomaniac!さん、今晩は

小さな花もズームすると、なかなかのもの。
花が美しくて心が和みますよ。

それにしてもアリオカルプスが存在しなかったら、
秋の温室はどれだけ殺風景だったことか・・・。

自生地の姫牡丹や竜角牡丹は、それぞれ泥や小石
に埋もれて、目が慣れるまで見付けるのに苦労し
ましたね。懐かしい風景。

「地面に埋まるような育成」、お見事です。
我が家のは過保護気味で少々、青々と。来春は、
深植えをしてみようと思います。

頂いた亀甲牡丹が開花。有り難うございました。

Shabomaniac!さん、こんばんは。

今年は気候のせいなのか、うちの牡丹類、
秋のはじめと終わりの二度咲く株が続出しました。
二回もしんどい思いをするサボテンには気の毒ですが、
眺めている分には得した気分です。

以前ブログで紹介されていた赤花タイプの岩牡丹も、
実生接ぎから仕立てた苗が本格的に咲くようになり、
一人悦に入っているところです(…花色は赤というよりピンクでしたが)。

次は赤花タイプの三角牡丹をと、Pilzのタネから挑戦中です。




Shabomaniac!さん、こんにちは。

30年の輸入竜角牡丹、40歳近いのでしょうね。
>てっぺんが盛り上がったように膨らむと見苦しいので、水は辛め、なるべく地面に埋まるような育成を心がけています。
同感です。すくすくと育てた大疣や大葉などの楽しみ方もあるでしょうが、いちばんの見ものは地面に張り付く自生地のような姿ですね。

うちの牡丹は夏のあいだ乾かし過ぎて枯れることはなかったものの、開花がいまいちです。
Shabomaniac!さんの株を拝見して、もう少し優しくしなければと反省。

>ねこべとさん
Tulaの白花姫牡丹、絶滅してしまうまえに一度見に行きたい・・・と思いつつすでに二十数年。もはや時すでに遅しかもしれません(涙)。
フラギリス、国内の業者はあまり扱いないかも・・・私はアメリカのmesa gardenなどから種、苗を輸入しました。リンクの拙ホームページからメールいただければ、カキ仔を春に差し上げられると思います。

>Doremifaさん
ずっと使っていたレンズが駄目になり、いまさらタムロンの90ミリマクロを購入しました。柔らかい写りで、花を撮るにはいいレンズです。
姫牡丹や黒牡丹など、アリオカルプスは、昔は実生など考えられず、輸入球一辺倒でしたね。しかし10年程度辛抱すれば、実生からもペタンコの山木に遜色ない株になってくれます。大きくなり過ぎず、種まきには最高です。

>noriaさん
赤花の岩牡丹、いわゆるconfususと呼ばれているタイプだと思うのですが、三角の赤花、というのとどう違うのか・・・。前者も結構いぼ先が尖って、三角ぽい玉牡丹という顔です。日本にむかし入った当初は、赤花三角牡丹、の名前でした。ピルツの赤花三角、どんなタイプか興味深いです。
そろそろ種の仕込みのシーズンですね。リスト集めないと・・・。

>masutusさん
竜角、来たときに多分20~30歳くらい(球体下部の"幹"の感じから)だったので、たぶん私よりずっとお爺さんです^^。この夏は、同じくらい古い亀甲牡丹が1本枯れました。ダメにした、というよりは天寿を全うしたのかも知れません。よく言われることですが、牡丹は日差しが強すぎると成長が止まりやすいですね。かといって遮光しすぎると膨れるし、塩梅が難しいところですが・・・。

こんばんわ
牡丹の自生地のコロニーはどんどん減少しているらしいですからねぇ・・・

フラギリスですけど、ドイツのUhlig Kakteenで販売してる見たいなので輸入してみたいと思います
カキ仔はお返しできる品もありませんので、遠慮しておきます
気持ちだけありがとう御座います

>ねこべとさん
牡丹の自生地、亀甲くらいしか見ていないので、早く訪ねておきたいです。
ウーリヒは、フラギリス以外にもウチワいろいろあって面白いですね。
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