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ビカクシダ、ドリナリア・・・ボルネオ着生植物記。

    
 夏休み旅行のボルネオから帰ってきて、うちで増えたのが着生植物です。思い出すと欲しくなり、ポチリポチリと買ってしまう。ビカクシダ、ドリナリア、アリノスダマ・・・。そろそろ寒くなってきたので、リビングの壁にいくつも垂れ下がる状態になっています。ジャングルみたいでいい雰囲気だろう?とプレゼンするも、家族からは微妙な反応。。とくに赤紫色の育成ランプを照らすのが、怪しすぎる、と不評のようです。

 着生植物といってもいろいろありますが、旅行は駆け足だったので、見ることが出来たのは車で走りながらも目に付くような大きなものに限られました。大柄の着生シダの仲間です。なんといっても、出会えてうれしかったのはビカクシダ。あちこちで見ましたが、ボルネオ島のサバ州北部は、みな同じタイプのものばかりのようでした。




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     Platycerium coronarium(Staghorns)always found high on the tree



 10メートル以上はある高い枝にとりつく巨大なビカクシダ。たぶん、コロナリウム(Platycerium coronarium)でしょう。垂れ下がっている葉の長さは数メートルはあります。今回あちこちで見ましたが、いずれも密林というより、高い木の上の方で、陽当たりと風通しがとてもいい場所を好むようです。雨が数日降らなければ乾いてしまうような場所です。でも、この迫力ある姿を栽培下で再現するには、家がまるごと入るような巨大な温室が必要ですね。




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     The Bird's Nest fern (Asplenium sp.)are very common in Borneo



 もう少し湿った場所や、林の中の低い枝、日陰にも着生していたのがアスプレニウム(Asplenium sp.)、オオタニワタリの仲間です。観葉植物としてもポピュラーな仲間ですが、ビカクシダと一緒に日向にも生えているので、適応の範囲が広い植物なのだと思います。この仲間は日本にも分布していて、南西諸島では山菜として食べるみたい。新芽の天ぷらは美味しいでしょうね。




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     The basket ferns(Drynaria sp.)the shield leaves wrapped around the branch of tree.



 これまで、あまり興味を持っていなかったけれど、今回の旅を通じてとても惹きこまれたのが、ドリナリア(Drynaria sp.)。バスケットファーンと呼ばれるように、シールドと呼ばれる葉が根際を鳥籠のように囲い、その中からいわゆるシダらしい葉を伸ばします。旅でみたものは何種類かあったように思いますが、いずれも陽当たりのよい場所で、ビカクシダよりはたくさんありました。シールドをたくさん重ねて、宿主の枝が見えないほど覆い尽くし、大変旺盛に育っているものを多く見ました。帰国後、業者さんからさっそく一枝購入しましたが、このワイルドな感じを再現するのはなかなか難しそうです。




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       staghorn fern in my room
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       Platycerium ridleyi
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       Hydnophytum formicarum       



 こちらは、我が家で育てている着生植物たちです。ビカクシダ・リドレイ(Platycerium ridleyi )は、去年抜き苗で購入した時は、貯水葉も茶色くなっていて、たぶん新着苗だったのですが、自分でヘゴ板につけて1年育てたら、なかなか美しく仕上がってきました。来シーズンはコロナリウムも購入してみたいと思います。アリノスダマは今年の秋に買ったもの。ボルネオでは見ることが出来ませんでしたが、この株はタイ産とのことでした。コルク着けして2か月、葉っぱも伸びてきて元気に育っているように見えます。




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 さて、着生植物といいながら、シダの仲間しかアップしてなかったので、最後につけたりで申し訳ないけど、ほかにもいくつか。ランの仲間は咲いてないと私にはぜんぜんわからないです。ビカクシダやドリナリアなどは、そもそもの生育環境が、私が長年育ててきた乾燥地の植物に通じるところが多く、育てやすく感じます。ただ、やっぱり場所はとりますね。沖縄あたりなら庭木にくっつけても育てられるのかな。












テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

shabomaniac!

Author:shabomaniac!
沙漠植物を中心に、世界中の面白い植物を栽培中。主に種子からの育成に力を入れています。植物とのつきあいは、幼少時代から40年。
著書「珍奇植物 ビザールプランツと生きる(日本文芸社)」

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