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赤い実。

    
台風が過ぎ去って、またまた暑い日が戻ってきました。
ですが、季節は9月。収穫の秋も近づきつつあります。ということで、こちら。




resize2207.jpg




コップのなかに並んだ、綺麗な赤い実。
思わず口に入れてみたくなる風情ですが、食用には適しません。
なんだかわかりますか?

・・・収穫直前までは、こんな感じで実っていました。




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                    Operculicarya pachypus with red fruits




オペルクリカリア・パキプス(Operculicarya pachypus)の実です。
極太でゴツゴツの幹、ジグザグの枝と涼しげな小葉。この植物は、今のように塊茎植物のスターとして脚光を浴びる前も、
一部の変態的にマニアックな植物フェチの間では、極めて渇望されていました。
70年代末に何本か入ったころは、高くて買えませんでしたが、今世紀初頭に再びの入荷があり、数株を導入しました。
写真の株は枝葉が茂り過ぎて肝心のイモが見えませんが、ビヤ樽のような形のいい塊茎が隠れています。




resize2208.jpg
                         female plant
resize2212.jpg
                         male plant




上が、実をつけた株です。長野・西沢園に最初の入荷があった際に選んでもらったもの。
パキプスは雌雄異株(少なくともうちの株は)のようで、この株は雌蕊しかない花をつけます。
そこにもう1本、下の雄株(こちらは雄蕊のみの花が咲く)をちょめちょめしてやると、実がなります。
この雄株のほうは、今年で閉園するエキゾチカから購入したもの。さほど大きい株ではないですが、
今に比べればだいぶリーズナブルな価格でした。
収穫した果実、赤い果皮と果実部分は極く薄く、ほとんどがタネです。数日すると乾いて黒くなりますが、
過去の経験ではたいへん発芽率がよくない。そのため、ここ数年はとくに収穫せず落ちるに任せていました。
ところが最近のあまりの人気ぶりに、急に気持ちがかわり(安易だよね)、今年は蒔いてみることにした次第。




resize2213.jpg
                       Operculicarya pachypus 7yrs from seed




こちらは、随分むかし、親株導入間もない頃に結実、播種した苗の生き残りで、7-8年経っていると思います。
歳月を経て、親株に似た幹のゴツゴツ感が出てきました。枝は剪定したわけでもないのに、低く這って、枝振りのよい
盆栽のように育っています。これを見ると、もっとちゃんと蒔いておけばよかったなあと。
ことし収穫した赤い実は、先週実生しましたが、ちゃんと発芽してくれるかな。


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テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
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shabomaniac!

Author:shabomaniac!
沙漠植物を中心に、世界中の面白い植物を栽培中。主に種子からの育成に力を入れています。植物とのつきあいは、幼少時代から40年。著書:
「珍奇植物 ビザールプランツと生きる」
(日本文芸社)
「多肉植物サボテン語辞典」
(主婦の友社)

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