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猛暑到来!!


日本列島、雨雲のカーテンを一気に引き剥がすように、梅雨が明けています。
金曜日に、東海から西日本。そしてきょうは関東甲信越から北陸。一気に夏本番です。



IMG_3691S.jpg


うーん、この角度の写真、去年の夏もアップしたような気が・・・。うちの敷地からは太陽を眺める角度が限られていて、
撮影アングルも自ずから決まってしまうから仕方ないんだけど、ともかくも待ちに待った太陽の季節です。
本当なら嬉しいはずですが、これがそうでもない。
節電の夏だから?いやいや、そんなことはあまり気にしてません。もともとクーラーなしの汗だく生活には慣れてます。
暑くてツライのは、私ではなくて植物のほう。ここ最近の炎暑でも、さっそくほら・・・


IMG_3712S.jpg
               Pediocactus peeblesianus 'fried'IMG_3703S.jpg
               Pedeiocactus despainii 'slack-baked'IMG_3675S.jpg
               Blossfeldia liliputana 'well-done '


5年もかけてやっと1cmちょいまで育ったペディオ飛鳥(Pediocactus peeblesianus)が数本昇天。
うーん、これじゃほんとにフライドペディオって感じだ。この前見たときは、青々してたのに・・・。
天窓全開、遮光アリでもこの始末です。梅雨明け前後がいちばんキケンとわかっていながら防げなかった。
でも、この激しいやけどの原因は、どうも化粧砂につかった熱帯魚用の大石砂利にあるようです。
なんとか生き残ったデスパイニー(Pedeiocactus despainii)を見ると、球体の周辺部から
石焼き状態になってます。同じく、遮光ゾーンからちょっと外れたところに置いてあった
松露玉(Blossfeldia liliputana)も、一日で干物に。
大磯砂利は黒くて熱しやすいので、春先に鉢内温度を暖めたいときには有利なんだけど、夏場はこういうリスクが
ありますね。ちなみに白い軽石を使っていた鉢はぜんぜん平気でした。

仕方なく、引き戸もフルオープンでほとんど露地状態に。戸を全部開けちゃうとネズミやゴキブリ、さらにネコが入りこんだり、
色々問題もあるんですが、仕方ない。
しかし、サボテン栽培をもう四半世紀やってるけど、日焼け被害の出なかった夏は一度もないのです。
いかに学習能力が乏しいトリ頭か、ってことですが^^;。

一方で・・・


IMG_3684SS.jpg
               Tephrocactus alexanderi ssp geometricus 'just hatched out'IMG_3679S.jpg
               Opuntia polyacantha ssp.nicholii 'arised from 5 years sleep by soaring heat' 

うれしい発見もありました。40鉢近く蒔いたオプンチア系のうち、2鉢で芽が出ているのを発見。
梅雨明け直後の激しい炎暑が発芽を促したのでしょうか。さっそく植え替えてやりましたが。
それにしても、発芽率5%とは・・・。これ、芽が出た鉢のわりあいですからね。タネの発芽率じゃなくて。

で、発芽したうちのひとつは人気テフロのゲオメトリクス(Tephrocactus alexanderi ssp geometricus)。
ジャイアントフォーム、と書いてあるので、テニスボールくらいまで大きくなったら面白いんだけど。ならねぇか。
もひとつは、オプンチア・ニコリー(Opuntia polyacantha ssp.nicholii)。アリゾナ・マーブルキャニオンあたりに
生える美花ウチワで、自然交配種とも言われています。色んな花色があるとのこと。咲くのは当分先でしょうが。
実はこのタネ、今から5年ほど前に自生地で採取したものを戴いたのです。ずっと寝かしていたので、ダメだろうと
諦め半分で蒔いたのに、なぜかほとんど発芽。オプンチア系種子は新鮮な採り蒔きじゃなきゃ芽が出ない、と
思ってきたのですが、そうとは限らないみたいですね。ちょっとした発見です。


もうひとつ、あれっ?という発見も、


IMG_3658S.jpg

IMG_3668bS.jpg

IMG_3662bS.jpg
               Agave utahensis ssp. eborispina

そう、以前ご紹介した、花の咲いたアガヴェ・エボリスピナ(Agave utahensis ssp. eborispina)です。
予想どおり、ロゼットの枯れ込みは進み、仔吹きの気配はなし。もう葉っぱの半分以上が黄色くなってしまいました。
授粉する相方がいないのでタネも絶望的と思いつつ、まじない半分でセルフ授粉をしてみましたが、大半の果実が
空しくポロポロと落下。でも、ごらんのようにポツポツと僅かではありますが、結実していそうなものも。
もちろんまだ分かりませんが、この時点で花梗にしっかりくっついているので、熟すところまでは行くんじゃないかと。
これが発芽可能な種子かどうかも現時点では不明ですが・・・。子孫繁栄に少し望みが繋がりました。


IMG_3706S2.jpg


さて、夏本番・・・といってもまだ7月の上旬です。これから、まだまだまだまだまだまだ、暑い日が続くわけですね。
私のところもそうだったけど、去年も猛暑で、各地の栽培家が大事な苗を失ったりしたそうです。
今年も最高気温35度を超えるような炎熱地獄の日を何日かは数えることになるのかな。
大方のサボテンたちは大丈夫でしょうが、実生苗や夏越し中の小さなコノフィツム、冬型球根などなどにとっては、
長いこと辛抱の季節が続くことになりそう。ああ、なんて夏だ、と天を仰げば額を汗がつたいます。



テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

shabomaniac!

Author:shabomaniac!
沙漠植物を中心に、世界中の面白い植物を栽培中。主に種子からの育成に力を入れています。植物とのつきあいは、幼少時代から40年。著書:
「珍奇植物 ビザールプランツと生きる」
(日本文芸社)
「多肉植物サボテン語辞典」
(主婦の友社)

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