この秋の実生苗たち。

     
この秋も、数は多くないですが、多肉や球根の種を蒔きました。自分の家で採った種、
海外から取り寄せた種、頂き物の種、いろいろ取り混ぜて30種類くらい。
まだ2、3か月しか経っていないので、小さくて特徴も出てきていませんが、
記録もかねて、記事にしておきたいと思います。




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                3 months seedling of Conophytum and Lithops



秋蒔きといえば、メセンです。ことしは時間が取れなくて、12種類しか蒔きませんでした。
紫色のなる大津絵(Lithops otzeniana 'cesky granat')と、
赤く染まるマウガニー(Conophytum maughanii)。
しかし、今の処どちらもアマガエルのように緑色です。
で、雑な蒔き方を象徴するように、えらいことになってしまったのが、
このブルゲリ(Conophytum burgeri)。鉢の直上でカプセルをすり潰して蒔いた結果。
植え替えることも出来ず、こまった状況です。この状態で夏越しが出来るかはかなり危ういかも。
これらのメセン種子は、みな自家採種したものです。




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                   Pelargonium triste
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                   Dioscorea sylvatica
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                   Bulbine torta



その他の秋冬ものでは、ぺラルゴのトリステ(Pelargonium triste)を蒔きました。
いったい何年育てたら輸入株のように流木状の塊根が発達するんでしょうか。
亀甲竜は発芽しませんでしたが、同ソースのシルバチカ(Dioscorea sylvatica)は
ヤマノイモらしい葉を茂らせてます。球根ではラケナリアやモラエアなどいくつか。
このブルビネ・トルタ(Bulbine torta)は、葉っぱのウネウネに期待してますが、
いまのところ、気持ちよく真っ直ぐですね。どれも写真に撮ってみると雑草にしか見えないなぁ。




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                   Brunsvigia bosmaniae x B.litoralis
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                   Dudleya pulverulenta
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              Othonna hallii germinated around the base of Brunsvigia



こちらは、ブルンスビギアの自家採り。同時に咲いたボスマニアエとリトラリスが
勝手に交雑して結実しました(Brunsvigia bosmaniae x B.litoralis)。
ヒガンバナ球根は種の寿命が短いため、購入することがとても難しい。
フレッシュな状態で播種すると、直ぐにこんな感じで発芽してきます。可愛い。
そしてダドレアも秋蒔きです。最美のプルベルレンタ(Dudleya pulverulenta)等、
みな種が微細なのでコケに呑み込まれないように気をつかいます。
そしてブルンスの鉢では、オトンナ・ハリー(Othonna hallii)が自然発芽。
これは春先の出来事かも知れません。




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              8months seedlings of Madagascan Pachypodium
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              8months seedlings of Euphorbia symmetrica



さて、春に蒔いた種はどのくらい育ったかというと、こんな感じです。ほとんど落葉した
マダ産パキポ軍団は、成長の早いグラキリスでこんな程度。植え替えてないから仕方ないです。
ブレビカウレはまだ1cmにもなってません。
そしてユーフォ・シンメトリカ(Euphorbia symmetrica)も1cmになるかならないかで、
こちらも肥沃な土に植え替えればもっとペースアップできたでしょうね。




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               3 months seedlings of Pachypodium namaquanum



最後は、光堂ベビー、3か月です(Pachypodium namaquanum)。
今年はこの種の開花、授粉、結実、そしてこの秋の播種まで、ずーっと記事にしてきました。
発芽してしまえば秋春型だけあって、寒さにも強く、この時期も無加温のガラス室で水やりを
続けています。マダ産のパキポとは大違い。すでに刺も伸ばして、光堂だと認識できる姿に
なってきました。親株の方は、ちょうどひとめぐりして、蕾が見えてきたところ。
1年、あっという間ですね。






テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル : 趣味・実用

種まきの成果。

     

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                     Pediocactus bradyi ssp. winkleri eith seeds Notom Ut.




難物サボテンは、刺の伸びも一段落し、熟した実が裂けて種がこぼれています。
なかなか回収する暇がないけど、ここには蟻がいないから、持ちされれる心配はなし。

さて、今年は5月初旬に種まきをしましたが、3週間ほど経って、おおむね生え揃ってきました。
多肉植物の割合がすこし多めです。このバットには2鉢だけサボテンが混じっていますが、あとは多肉。
種の価格も高騰しているので、半分くらいは自分のところで採れたものです。




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                       Pachypodium rosulatum ssp.gracilius
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                       Pachypodium baronii ssp.windsorii




パキポディウム・グラキリス(Pachypodium rosulatum ssp.gracilius)と
同じく、パキポ・ウインゾリ(P.pachypodium baronii ssp.windsorii)。
これまでは実がついても放ったらかしにして、いつのまにか飛散して種消失、ということも多かったんですが、
最近はとても人気があるので、急に貴重品扱い。しっかり採種して蒔いてみました。去年とった新しい種なので、
シイナ以外は、ほぼ100%の発芽率です。最初の冬を寒がらせずにうまく越せれば、あとは丈夫。
マダガスカルの自生地を根こそぎするようなことをせずとも、10年経たずにちゃんと見ごたえのある塊茎に育ちます。




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                         Dioscorea rupicola
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                         Euphorbia gorgonis
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                         Uncarina roeoesliana




同じ多肉では、亀甲竜の仲間のルピコラ(Dioscorea rupicola)。本家のほうは冬型で秋蒔きですが、
こちらは東アフリカ産なので夏型種とみました。以下の2種もあわせ、ドイツや南アからの輸入種子。
ユーフォ・ゴルゴニス(Euphorbia gorgonis)もぞろりと発芽。蛸ものユーフォは南アの冬雨地帯原産が多く、
本来的には冬型ですが、日本では夏型に順化させて育てることが多い。いま蒔いても、元気に育ちます。
ウンカリーナ・ロエオエズリアナ(Uncarina roeoesliana)は、8粒蒔いて、発芽は2つ。
この類はそんなものかと思います。真丸い塊根に育つかな?




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            Strombocactus disciformis 'corregidora' (Left) Aztekium hintonii (Right)




一方のサボテンは、発芽直後は小さいから、多肉植物よりもバットが地味に見えます。
エキノマスタスも、アンシストロも結構生え揃っているんですが。
あれこれ蒔いたなかでも気になっているのは、微小種子の2種。アズテキウム・ヒントニー(Aztekium hintonii)と
菊水の新タイプ、コッレギドラ(strombocactus disciformis 'corregidora')です。
前者は十数年前に蒔いたものが開花サイズですが、うまく採種できないので種を輸入しました。
後者は黒いトゲがもしゃもしゃ密生するタイプの菊水らしく、うまく育てば面白いかなと。
これら微小種子はピートモス蒔きでよく生えますが、最初の数年、乾かさずコケにも負けないよう管理するのが難しい。




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最後は難物サボテンです。
ことしはほかのサボテン・多肉植物と一緒に、当初3週間は温度のあがる温室内に置いていました。
それが功を奏したのか、発芽率は2割弱。蒔いて3週間というタイミングからすれば、かなりよく生えた方です。
ノウルトニーやブラッキーなど、自宅で採種した比較的新しい種子の発芽率が良いようです。
メサ・ガーデンの先行きが不透明ななか、貴重な種子なので大切にせねば・・・というわけで、
根が這いまわっているものはすべて植え直しました。イソライト(焼成珪藻土)を表土にかぶせています。
このまま温室内に置こうかとも思いましたが、早くも根元から赤くなって腐る苗が出ているので屋外に出しました。
越水からもあげて、あとは雨任せです。大雨で土が荒れないよう、ネットをかぶせています。




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                    Pachypodium baronii ssp.windsorii




うまく育てば、来年今頃にはこうなるはず。
好天つづきの5月ももう終わり。このあとは梅雨本番です。はやく明けてくれ、と入梅前から祈っています。

温室の外に出したパキポ・ウインゾリーが咲き始めました。ことしも種が採れるといいんだけど。








テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル : 趣味・実用

白虹山、消えた。


サボテン・多肉植物の種まきの話題です。
毎年この時期は、種子業者のリストから目新しいものや、そのときちょっと気になっている属・種など、
あれこれ選ぶのが楽しいものです。ついつい数が増えて、いかんいかんと、追加削除を繰り返しながら。
栽培をはじめて間もない人は、種からサボテンを育てるなんて・・・と思う方も多いでしょうが、実生こそが
この趣味を深めて楽しさを広げる最大の経験なので、ぜひチャレンジしてください。世界中の業者から、
ネット通販で簡単に色々の種類を取り寄せることが出来ます。今くらいから選べば、春の播種シーズンには
種が手元に届きますよ。




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                    Echinomastus intertextus 'dasyacanthus' 1yr old seedling




とは言うものの、サボテンや多肉植物の種子流通事情はここ数年で大きく変わりつつあります。
例えば、サボテンやメセン類の種子で、長年最大の供給業者であるメサ・ガーデン(MesaGarden 米NM)のリスト。
先ごろアップされた2016年版では、1パケット(約20粒)の価格が安いもので1~1.5ドル。人気種や少し珍しいものは
*マーク(一袋10粒になる)対象になっていたり、2ドル、3ドル、それ以上の値がついています。
5年くらい前は、ほとんどの種類が1ドル足らずでした。
値上がりが顕著なのが、いわゆる人気種や、稀少種。サボテンだけでなく、メセンなどの多肉も同様です。




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                     Conophytum wittebergense & Conophytum pellucidum grown from seed




たとえば、多肉植物のコノフィツム。たまたま保存していた2005年版と、今年のリストを比べてみると…


(2005年版)
1410.66-angelicae ssp tetragonum mostly green, often spectacular 1.25
1410.68-angelicae SH480 Witsand, near TL, beautiful ochre 1.25
1410.69-angelicae GM183 Umdaus, red-orange-violet petals 1.50
1412.1-burgeri SH 409 Aggeneys 2.00
1412.3-burgeri Aggeneys, MBB 3337 2.00
1430.42-maughanii Nous-se-poort, + - well-lobed, red and green
1430.46-maughanii Kouberg, reddish bodies 1.00
1472.1-wittebergense PV913 Matjiesfontein, fantastic lines 1.25

(2016年版)
1410.66-angelicae ssp tetragonum mostly green, often spectacular 4.25
1410.67-angelicae Pofadder, putty-colored, very nice 4.25
1410.675-angelicae SB2152 nw Kotzeshoop, Namibia, grey buttons 4.25
1410.68-angelicae SH480 Witsand, near TL, beautiful ochre 4.25
1412.1-burgeri SH 409 Aggeneys, giant hersey kiss 7.00
1412.3-burgeri Aggeneys, MBB 3337 glass paperweight 7.00
1430.42-maughanii Nous-se-poort, + - well-lobed, red and green 3.15
1430.43-maughanii Naip road, ghostly pale 4.25
1472.1-wittebergense PV913 Matjiesfontein, fantastic lines 4.25*


あえて値上がり顕著な人気種を抜書きしたものですが、2倍から3倍に価格が上昇しているものも珍しくない。
ブルゲリなど、2005年当時よりも普及が進んでいるし、栽培下での採種も難しくないので、本来は値下がりしても
いいはずです。それなのに3倍以上に高騰しているのはそれに増して需要が高まっているからでしょう。
ウィッテベルゲンセなどは、数頭立ての良苗がネットオークションで1万円以上に高騰する謎の人気ぶりですが、
種子も同様というところですね。




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                       Conophytum burgeri SH 409 4yrs from seed




なぜ、こんなことが起きているのか。理由は皆さんご明察のとおり、あの「爆買い」が園芸植物の世界も
席巻しているということです。いぜん、園主に尋ねたところ、とにかく中国からの注文が凄い量で、
仕事の忙しさが半端ではない、とのことでした。しかも特定の種類をすごい数で求めるそうです。
まさに「爆買い」ですね。もちろん、同じ傾向はサボテンにもあてはまり、牡丹類やコピアポア、太平丸などは
どんどん高くなる傾向です。ただ、そんなに明確な相場があるわけでもないので、ある業者でとても高い種子が
別のところではとても安かったり、なんてこともあります。ヨーロッパにも様々な業者があり、そちらの方が最近では
新種が見つかりやすかったりもします。まあ、色々な業者から少しずつ取り寄せるのは面倒だし、かえってコストも
かかるので悩ましいところですが。




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                      Pediocactus peeblesianus ssp. fickeisenii SB903 grown from seed




さて、メサガーデンのリストでは、このブログの眼目のひとつ「難物サボテン」でも、深刻な変化が進んでいます。
まずは、同じく2005年版のペディオカクタス(Pediocactus)のリスト。長いですが、すべてを抜書きします。
ずらーっと(物量感確認してください)。


(ペディオカクタス・2005年版)
Pediocactus, /4,6,9,17-18/ small plants, all cold hardy
#1147.7-bradyi SB470 Coconino Co, AZ, short white sp 1.50+
#1147.8-despainii SB989 /18/ Emory Co, Ut., salmon fl 1.50* 10.00
#1147.85-despainii SB1014 Emory Co, Ut TL 1.50* 10.00
#1147.9-knowltonii /18/ tiny clustering heads 1.25* 8.00
#1148-knowltonii SB304 /18/ San Juan Co, NM, pink fl 1.50* 10.00 32.00
#1149-paradinei SB502 Kaibab Plateau, Az, bristly spines 1.50* 10.00
#1149.2-paradinei RP80 at TL, Houserock Valley, tiny plants 2.00*
#1149.6-peeblesianus SB571 /17/ Navajo Co, AZ 2.50* 16.00
#1151.7-peeblesianus v fickeisenii RP116 'menzelii', stubby centrals 2.00+
#1151.8-peeblesianus v fickeisenii RP117 Coconino Plat., 'menzelii' 2.00+
#1151.9-peeblesianus v fickeisenii RP145 Mohave Co, AZ 2.00+
#1152-peeblesianus v fickeisenii SB468 Fredonia, Az 2.50*
#1153-peeblesianus v fickeisenii SB469 'maia' Grey Mtn 2.50*
#1153.5-peeblesianus v fickeisenii SB903 Coconino Co, AZ, robust 2.50*
#1153.7-peeblesianus v fickeisenii SB1848 Hurricane Cliffs 2.00+
#1153.9-sileri RP118 /18/ Antelope Valley, peach flowers 1.50+ 15.00
#1154-sileri SB473 /13,17/ Mohave Co, AZ, densely spined 1.00+ 15.00
#1154.02-sileri SB1872 St George, Ut, grey-black spines, copper fl 1.50+
1154.1-simpsonii v minor /18/ flat rounded stem 1.00*
1154.103-simpsonii BB94-3 Malta, ID, small flat stem,black centrals 1.00* 7.00 20.00
1154.15-simpsonii /18/ Whiterocks, Ut, dark red sp, huge white fl 1.00*
1154.19-simpsonii RP20 /18/ White Pine Co, NV, heavy spines 1.00* 7.00 20.00
1154.2-simpsonii RP21 /18/ White Pine Co, NV 1.00* 7.00
1154.22-simpsonii RP63 Meadow Canyon, Ut 1.00* 7.00 20.00
1154.24-simpsonii RP101 Pancake Range, NV, under sagebrush 1.00* 7.00 20.00
1154.25-simpsonii v minor La Sal Mts, Ut 1.00*
1154.26-simpsonii RP110 Burnt Fork, WY, large stems, fine brown sp 1.00* 7.00 20.00
1154.27-simpsonii v minor Chama, NM, most like knowltonii 1.00*
1154.285-simpsonii /18/ low thick stem, robust spines 1.00*
1154.29-simpsonii v minor RP120 South Fork,Co, lavender fl,black sp 1.00*
1154.3-simpsonii v minor RP06 /18/ Abajo Mts, Ut, many pink flowers 1.00*
1154.32-simpsonii v minor Boulder, CO, pure white spines, super 1.00* 7.00
1154.34-simpsonii v minor RP41 Mt Princeton, Chaffee Co COL, tiny 1.00* 7.00 20.00
1154.35-simpsonii v minor RP60 Monarch Pass, Co, brown spines 1.00* 7.00 20.00
1154.38-simpsonii v minor RP106 El Paso Co, CO, purple fl, gold sp 1.00* 7.00
1154.4-simpsonii DJF960.9 Unitah Co, Ut, yellow fl, heavy sp 1.00* 7.00
1154.53-simpsonii v minor DJF713.24 Cherokee Park, Larimer Co 1.00*
1154.8-simpsonii v minor SB194 Jefferson Co CO, pink fl, gold spines 1.00* 7.00
1155-simpsonii v minor SB196 /18/ Taos Co, NM, golden spines 1.00* 7.00 20.00
1156-simpsonii v minor SB203 /18/ Bernalillo Co, gold sp, pink fl 1.00* 7.00
1157-simpsonii SB586 Wayne Co, Ut., dark grey spines 1.00* 7.00 20.00
1158-simpsonii SB738 White Pine Co, NV 1.00* 7.00
1159-simpsonii SB741 Sevier Co, Ut., long spined form 1.00*
1159.54-simpsonii SB1851 Grouse Creek Mts, Ut, huge gold stem 1.25* 8.00
1159.58-simpsonii v indraianus RP93 Salmon, ID, flat 1.25* 8.00 24.00
1159.6-simpsonii v indraianus RP95 s Lemhi Co, ID, small flat stem 1.25* 8.00 24.00
1159.7-simpsonii v indraianus RP96 Lehmi Mts, Id 1.25*
1161-simpsonii v minor SB873 Saguache Co, Colo. 1.00* 7.00 20.00
1162-simpsonii v minor SB874 Albany Co, Wy, smaller stems 1.00* 7.00
1163-simpsonii v minor SB875 Chaffee Co, Colo., 30 cm tall 1.00* 7.00
1163.1-simpsonii v minor Twin Lakes, Chaffee Co, COL 1.00*
1164-simpsonii v minor SB877 Laramie Co, Wy, wooly areoles 1.00* 7.00
1164.3-simpsonii v minor SB929 Lake Co, Colo. 1.00*
1164.6-simpsonii v minor RP3 Montezuma Co, Colo., clustering 1.00* 7.00 20.00
1165.5-simpsonii v minor RP4 Ouray Co, Colo., very small stems 1.00* 7.00 20.00
1166-simpsonii v minor SB197 /18/ Gunnison Co, CO, white flowers 1.00* 7.00
1166.5-simpsonii v minor SB199 Mesa Co, CO, very small 1.00* 7.00
1167-simpsonii v minor /18/ Colfax Co, NM, small low stem 1.00* 7.00
1168-simpsonii v minor SB927 Chaffee Co, CO, white fl 1.00*
1170-simpsonii v minor SB930 Grand Co, Colo., pink fl 1.00* 7.00
1170.02-simpsonii v nigrispinus DD2 Grant Co, WA 1.50* 10.00 32.00
1170.03-simpsonii v nigrispinus Kittitas Co, WA, large stems, dark sp 1.50*
1170.04-simpsonii v nigrispinus Colockum Range, WA, multi-colored sp 1.50* 10.00
1170.05-simpsonii v nigrispinus BB 92-3, Wheeler Co, OR 1.50*
1170.08-simpsonii v nigrispinus BB93-2 Oregon, white flowering 2.00*
1170.1-simpsonii v nigrispinus MDF 4.004 Stephonson Mts, OR 1.50* 10.00
1170.15-simpsonii v nigrispinus MDF 4.011 Sutton Mts, OR 1.50*
1170.17-simpsonii v nigrispinus MDF 95.025 Pony Creek OR, gold sp 1.50*
1170.18-simpsonii v nigrispinus MDF95.027 Jefferson Co OR, clumper 1.50* 10.00
1170.2-simpsonii v nigrispinus FRY 012 Clarno, OR 1.50*
1170.45-simpsonii v robustior BB92-4 Pueblo Pk,OR, huge shaggy stems 1.50* 10.00 32.00
1170.47-simpsonii v robustior BB93-1 White Sage Flat, OR 1.50*
1170.5-simpsonii v nigrispinus BB92-2 Wheeler Co, Or, pink flower 1.50*
1170.6-simpsonii v robustior LNO9.20 Sheep Creek Range, Nv 1.25*
1170.7-simpsonii v robustior LNO9.21 Battle Mtns, NV 1.25* 8.00
1170.8-simpsonii v robustior SB1590 Humboldt Co, NV, big tubercles 1.25* 8.00
1171-simpsonii v nigrispinus RP05 Yakima Co, Wa., black spines 1.50* 10.00
1171.1-simpsonii v nigrispinus BB94-4 Jefferson Co, OR, gold spines 1.50* 10.00
#1171.6-winkleri LZ394 nw Torrey, Ut 2.00*
#1171.7-winkleri RP102 s Wayne Co, UT 1.50*
#1171.8-winkleri RP103 nw Wayne Co, UT 2.00* 14.00
#1171.9-winkleri RP132 extra high wooly form, huge stems 2.00*
#1172-winkleri SB737 /18/ Wayne Co, Ut. 2.00*



そして今年、2016年版。こちらもすべて抜書きします。



(ペディオカクタス・2016年版)
Pediocactus, /4,6,9,17-18/ small plants, all cold hardy
#1147.7-bradyi SB470 Coconino Co, AZ, short white sp 4.25*
#1147.8-despainii SB989 /18/ Emery Co, Ut., salmon fl 3.15*
#1147.85-despainii SB1014 Emery Co, Ut TL 3.15*
#1149-paradinei SB502 Kaibab Plateau, Az, bristly spines 3.15*
#1149.6-peeblesianus SB571 /17/ Navajo Co, AZ 4.25*
#1151.9-peeblesianus v fickeisenii RP145 Mohave Co, AZ 4.25*
#1153-peeblesianus v fickeisenii SB469 'maia' Grey Mtn 4.25*
#1153.9-sileri RP118 /18/ Antelope Valley, peach flowers 1.85+
1154.19-simpsonii RP20 /18/ White Pine Co, NV, heavy spines 1.30*
1154.26-simpsonii RP110 Burnt Fork, WY, large stems, fine brown sp 1.50* 10.50
1154.3-simpsonii v minor RP06 /18/ Abajo Mts, Ut, many pink flowers 1.50*
1154.32-simpsonii v minor Boulder, CO, pure white spines, super 1.50*
1157-simpsonii SB586 Wayne Co, Ut., dark grey spines 1.50*
1159.6-simpsonii v indraianus RP95 s Lemhi Co, ID, small flat stem 1.50*
1164.6-simpsonii v minor RP3 Montezuma Co, Colo., clustering 1.50* 10.50
1165.5-simpsonii v minor RP4 Ouray Co, Colo., very small stems 1.50* 10.50
1170.45-simpsonii v robustior BB92-4 Pueblo Pk,OR, huge shaggy stems 1.85* 12.60 38.00
1170.47-simpsonii v robustior BB93-1 White Sage Flat, OR 1.85*
#1172-winkleri SB737 /18/ Wayne Co, Ut. 4.25*


あれ・・・?という感じ。たったこれだけしかない。老化した細胞のテロメアみたいに短くなってしまった。
8タイプあった飛鳥・斑鳩(P.peeblesianus)はたった3つに。月華玉(P.simpsonii)に至っては
2割以下になってしまっています。月華玉は味わい深い名品ですが、栽培は難しくて、同産地の複数個体を
同時開花させ種子を得るのはとても大変な作業です。ほかの人気種の扱いで多忙になれば、種子集めも
後回しになり、在庫は減ってゆく一方・・・。といったところでしょうか。
吉報は、去年いちど消えた天狼(Pedeiocactus sileri)が復活していることですが、こちらもどの程度の供給量が
あるのか・・・すでに数本を育てている私は、道を譲るべく注文を見送りました。

さらに今年のスクレロカクタス(Sclerocactus)のリストにもショックなことが・・・




resize1749.jpg
                           Where has Sclero poly gone?




気づきましたか?? そう、白紅山(=白虹山 S.polyancistrus)が消えているのです。
2005年リストには9の産地違いがリストアップされていたのに。今年はゼロです、ゼロ。買いたくても買えない。
難物サボテンの王者ともいえる白紅山は、知名度もあり、紅白の長い刺は、初めてみる人も惹きつけます。
しかし、市場に出る数は少ない。そのため難物マニア以外からも注目を浴び、「爆買い」の的にもなったのかと。
栽培する人が増えたということは、あちこちで開花結実し、今後は市場に種が還流する可能性も高いと思いたい
ところですが。
また、まったく文脈の異なる話ですが、これまでウエットランディクス(S.wetlandicus)として載っていたものが、
最新の分類潮流に沿ってグラウカス(S.glaucus)に改名されています。ユタ北部産のグラウカスをあえて
ウエットランディクスという別種として記載したFritz Hochstatter氏は残念がっているかも知れません。
実はこういう視点で各社のリストを眺めるのも面白いんです。長らく不明種(未記載種)として載っていたものに、
あ、今年は名前がつけられたんだな、なんて発見したり。




resize1797.jpg
                    Sclerocatus polyancistrus with fruit, in my greenhouse




すみません…。
今年は、ひろくサボテン・多肉好きの人たちに楽しんでもらえる話を書いていこうと思っていたんですが、
ちょっとマニアックになり過ぎましたね。
要は、種の値段がどんどん値上がりしている。人気のある種類、珍しい種類から、品薄になっていると。
この傾向は、ここ数年でどんどん加速している。おまけに、この円安。値段はともかく、種から色々の植物を
育てたい人には、環境は厳しくなる一方です。いま、手に入るものは手に入れておかないと・・・。
そして、これもくどいですが、草花と違いサボテンや多肉植物は育つのに時間がかかる。今年蒔いたものが
花をつけるのは早くても数年後。立派な標本球になるのは10~20年後、あるいはそれ以上の期間がかかります。
なので、実生を始めるのに若すぎるということはない。気の長い道楽です。

それと、海外の業者に初めて注文をする方に。ネットでの取引は簡単ですが、商慣行の違いなどに寛容になる
必要があります。日本の業者やアマゾンみたいに即座に返信、発送してくれるところは稀です。メールで注文したら
半年後にいきなり請求書とともに届く、なんてこともあります。一般に細かいメールでの質問などには返信はきませんし、
発送も月単位で時間がかかります。長年取引しているペルーの某業者など、入金から苗到着まで3年かかったことも。
こちらも気長な姿勢が必要かと。




resize1782.jpg
                     Echinocactus horizonthalonius seed from El huizache SLP 12yrs old
resize1803.jpg
                    Astrophytum myriostigma 'strongylogonum' seed from Los Cerritos SLP 7yrs old




さて、去年は忙しくて種を買わずじまいだった私ですが、今年は悩みながら、いくつかの業者に種を発注しました。
毎年、マイブームみたいなのがあって、牡丹ばかり蒔いた年もあれば、レブチアやパロジア・ノトカクタスなど、
いわゆる“駄もの系”ばかり蒔いた年もあります。育てた苗がセリで売れるとか売れないとか、そうした市場原理と
無関係にやっているのですが、結果、“業者で売ってないサボテン”が、わりと沢山揃う栽培場にはなりました。
で、今年は今年でまた、さらに天邪鬼的思考で、業者で山ほど余ってるサボテンをあえて蒔いてやろう・・・と。
この話はまた後日。









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